クラウド製品の管理方法 | clook law - 契約書のデータベース

クラウド利用規約 | Atlassian

クラウド製品の管理方法


2.1.管理者:クラウド製品を通じて、お客様は特定のエンド ユーザーを管理者に指定することができる場合があります。管理者は、お客様によるクラウド製品のご利用およびエンド ユーザーのアカウントに対する重要な権利および管理権を有します。これには、クラウド製品の注文書を出すこと、アプリを利用可能にすること (料金が生じる場合があります)、エンド ユーザーのアカウントを作成、削除、監視または変更すること、ならびにエンド ユーザーの利用権限を設定することおよびエンド ユーザーまたはその他の者によるお客様のデータへのアクセスを管理することなどが含まれる場合があります。また管理者は、お客様のドメインに属する電子メール アドレスを利用してこれまでに登録されたアカウント (当社のドキュメントに記載されているとおり、「管理対象アカウント」になります) の管理を担うことができます。管理者にすべてが適用される第 2.4 条 (エンド ユーザーに対する責任) を制限することなく、お客様は、管理者になることをお客様が許可した者および当該管理者によるすべての行為について、上記のものを含め、責任を負います。お客様は、お客様のためのクラウド製品の社内的な管理または運営にまで当社の責任が及ばないことに同意します。
2.2. 管理者としてのリセラー:お客様がリセラーを通じてクラウド製品を注文する場合、お客様は、リセラーを管理者とするか否かを決定する責任、およびリセラーとの間で適用される契約における、関連する権利または義務に対する責任を負います。 お客様とアトラシアンとの間において、お客様は、ご自身のアカウントその他お客様のエンド ユーザーのアカウントへのリセラーによるアクセスに対する責任を単独で負います。

2.3. エンド ユーザーの同意:お客様は、(i) 管理者が本規約およびプライバシー ポリシーに定めるアクセス権を有すること、ならびに (ii) アトラシアンが管理者およびエンド ユーザーにクラウド製品を提供することを許可するために必要な、すべての情報をエンド ユーザーに開示し、すべての同意をエンド ユーザーから取得し、維持するものとします。お客様は、当社の合理的な要求に応じて、かかる同意の証拠を提供するものとします。

2.4. エンド ユーザーに対する責任: 当社のクラウド製品には様々なユーザー利用開始手順があります。一部のクラウド製品においては、管理者がユーザーを指定しなければなりません。また、個人アカウントにユーザーがサインアップし、当該アカウントを後にチームまたは組織と関連付けられるようなクラウド製品もあります。さらに、ユーザーが他のユーザーを招待できる製品もあります。お客様は、ご利用になる各クラウド製品の設定と管理を理解し、エンド ユーザーになることを許可した者を管理する責任を負います。エンド ユーザーがクラウド製品を利用またはこれにアクセスするために料金の支払が必要な場合、当社は、お客様が支払った該当する料金の対象であるエンド ユーザーにのみクラウド製品を提供する責任を負い、かかるエンド ユーザーのみがクラウド製品にアクセスし、これを利用できます。一部のクラウド製品では、お客様が異なる種類のエンド ユーザー (例: Jira Service Management では「エージェント」と「顧客」を区別しています) を指定できる場合があります。この場合、エンド ユーザーの種類に応じて、価格と機能が異なることがあります。お客様は、すべてのエンド ユーザーが、支払義務を含め、本規約を遵守することについて責任を負います。お客様は、エンド ユーザーがお客様の組織またはドメインに属していない場合でも、エンド ユーザーが出す可能性のある注文書とエンド ユーザーがお客様のデータを利用する方法を含め、お客様のすべてのエンド ユーザーのアクティビティについて責任を負うことにご注意ください。当社は、サインアップ時、アカウント作成時、クラウド製品の登録時、または製品内に当社のユーザーへの通知事項を表示することがあります。お客様がクラウド製品の ID 管理において SSO (シングル サインオン) を利用することにより、エンド ユーザーがこれらの画面と当社のユーザーへの通知事項を閲覧することがない場合、お客様はエンド ユーザーに当社のユーザーへの通知事項を提示する責任とかかる提示をしなかったことにより生じた損害について責任を負います。

2.5. 資格情報: お客様は、すべてのエンド ユーザーに対し、クラウド製品用のユーザー ID およびパスワードを厳に機密なものとして維持し、許可されていない人物とかかる情報を共有しないことを要求しなければなりません。ユーザー ID は個々の指定された人物に対して付与され、これを共有することはできません。お客様は、エンド ユーザーのアカウントおよびパスワードを利用して行われたすべての行為に対する責任を負います。またお客様は、無断使用を知った場合、直ちに当社に通知することに同意します。

2.6. エンド ユーザーの年齢要件: クラウド製品は 16 歳未満の方を対象としておらず、16 歳未満の方にはご利用頂けません。お客様は、すべてのエンド ユーザーが 16 歳以上であることを確認する責任を負います。

2.7. ドメイン名の所有権: お客様がクラウド製品または特定のクラウド製品の機能を操作するためにドメインを指定する必要がある場合、当社は、お客様がそのドメインを所有または管理していることを確認することがあります。お客様が指定したドメインを自ら所有または管理していない場合、当社はクラウド製品およびクラウド製品の機能をお客様に提供する義務を負いません。

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