資金決済及び入金スケジュール | clook law - 契約書のデータベース

Stripe利用規約 — Japan

資金決済及び入金スケジュール


a. お客様の入金先口座: 当社は、その銀行パートナーとともに、お客様が指定した銀行又はその他の金融機関の口座(以下、お客様の「入金先口座」といいます。)への資金決済を手配します。お客様は、お客様が入金先口座への資金決済及び入金先口座からの引き落としを実施する権限を有していること、並びに入金先口座がお客様によって保有されていることを確認するものとします。お客様が入金先口座を更新した場合(ダッシュボード経由を含む)、お客様は、本項の要件を引き続き遵守することを確認する必要があります。当社は、お客様が本項を遵守していることを示す証拠書類の提出を求めることができ、お客様がそのような証拠を提出しなかった場合は、本規約の違反となります。
b. お客様の入金先口座への資金決済: お客様の Stripe アカウントにプラスの残高がある場合は、お客様の入金先口座への資金決済となり、お客様の Stripe アカウントにマイナスの残高がある場合は、セクション C.9 に従って、お客様の入金先口座からの支払金額の控除、相殺、及び/又は引き落としとなります。当社は、お客様の入金先口座への決済額を、手数料、違約金、及び何らかの理由により当社に対して支払うべき金額により減額することができます。
c. 第三者受取人に対する資金決済: 当社は、お客様の入金先口座に資金を決済する代わりに、お客様が Stripe に指示したとおりに、他者(以下、「第三者受取人」といいます。)に資金を決済する機能を提供することがあります(お客様の Stripe アカウントのプラスの残高の全部又は一部を当該第三者受取人の Stripe アカウントに移転することを含みます。)。当社がお客様の指示に従って第三者受取人に資金を決済した場合(又はお客様の Stripe アカウントの残高の全部若しくは一部を第三者受取人の Stripe アカウントに移転した場合)、お客様は、これにより、お客様に資金を決済するという Stripe の義務(並びに該当する支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーの義務)が満たされることに同意し、当社は、お客様の Stripe アカウントの残高を速やかに更新して当該決済又は移転を反映させるものとします。
d. 多通貨処理: 当社は、お客様が購入・寄付者から支払を受領した通貨とは異なる通貨で、お客様がお客様の入金先口座に資金を受け取れるというサービスを提供しています(以下、「多通貨処理」といいます。)。このサービスを利用するためには、当社の決済可能な通貨のリストに基づき、お客様は、お客様が受取を希望する通貨ごとに有効な入金先口座を当社に対して提供する必要があります。当社は、いつでも、当社の決済可能な通貨のリストに通貨を加え又はこのリストから通貨を削除することができます。お客様が多通貨処理を利用している場合、当社は決済指示の時点で(例えば API を通じて)決済指示に適用される為替レートを特定します。決済指示額を返金した場合には、適用される為替レートは、決済指示の時点ではなく返金の時点で有効なレートとします。決済指示又は返金を提出することで、お客様は、適用ある為替レートを承諾したものとみなされます。お客様は、多通貨処理サービスを利用しないという選択をいつでもすることができます。お客様は、入金先口座情報又はお客様による多通貨処理サービスの利用に関連するその他の設定を変更することもできますが、変更は当該変更後の決済指示についてのみ適用されます。
e. 入金スケジュール: 「入金スケジュール」という用語は、お客様の入金先口座への資金決済を開始するために当社が要する期間を意味します。お客様の入金スケジュールはダッシュボードに記載されています。当社は、入金先口座への最初の資金決済を行う前に猶予期間を要する場合があります。最初の資金決済後は、当社は、入金スケジュールに従って入金先口座への資金決済を行います。但し、支払方法提供者、支払方法アクワイアラー、又はお客様の入金先口座のある金融機関は、何らかの理由により決済を遅らせることがあることにご留意下さい。お客様の入金先口座のある金融機関が入金先口座に資金振込を行わない、又はその他お客様の予定している通りにお客様が資金を受け取れない事態を生ずる行為について当社は責任を負いません。
当社は、入金スケジュールを変更し、又はお客様への資金決済を停止する権利を留保します。 例えば、(i) 継続中の、予定されている、若しくは過度の異議申立、返金、取消がある場合、(ii) 疑わしい行動について、当社が懸念を有した場合若しくは発見した場合、又は (iii) 当社が法令若しくは裁判所命令により義務付けられる場合に、入金スケジュールの変更又は資金決済の停止を行うことがあります。当社は、お客様の Stripe アカウントに関連する信用リスク、詐欺のおそれ、又はその他の法的リスクにより当社が損失を被る可能性があると当社が合理的に判断する場合には、本規約の終了時にお客様の入金先口座への資金決済を留保する権利を有します。当社が何らかの理由により支払を留保する権利を行使した場合、当社は支払を留保する理由の概要と資金返還の予定スケジュールをお客様に伝えます。
f. 誤った資金決済: 資金決済のために必要な情報は、入金先口座のある金融機関によって異なります。お客様が当社に対して提供する、入金先口座に関する情報は正確で完全なものであるように確実を期して下さい。お客様が不正確な情報を当社に提供した場合、(i) お客様は、資金が間違った口座に対して資金決済され、当社は誤取引から資金を回収できない可能性があることを理解し、(ii) お客様は、誤決済取引に起因してお客様又は第三者が被った損失について、お客様が責任を単独で負い、かかる誤決済取引に関連して当社に対して何ら請求を行わず、当社が被ったあらゆる損失について当社に全額を支払うことに同意します。

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